WLANコマンド

最終更新: 2018/5

コマンドID コマンド名 機能
0001h Scan() 近傍の無線LANの検索
0002h

Connect(ssid, networkKey)

STAモードで起動し、指定の無線LANに接続
0E401h Connect8021X(ssid) EAPモードによる接続
0003h Establish(ssid, networkKey, encMode) APモードで起動
0005h StartWPS(ssid, wpsMode, pin) STAモードでWPSを開始
0007h Disconnect() 無線LAN接続の切断

※「0004h:WiFiDirect(wpsMode, pin)」と「0006h:StartWPSAP(wpsMode, pin)」はFlashAirでは利用不可です。

Scan()

接続可能な無線LANを検索するホストリクエストです。 接続可能なSSIDリストは、コマンドプロセスの結果で Response Data Register Portから読み取れます。

コマンドID

0001h

引数

無し

レスポンス

SSIDリストはCommand Response Data( iSDIO Simplified Specification-2.2.2.3 iSDIO Command Response Data 参照)のレスポンスデータから読み取れます。SSIDリストのフォーマットは Wireless LAN Simplified Addendum-3.6.2 Wireless LAN SSID List で定義されているものです。

Connect(ssid, networkKey)

STAモードで起動し、指定のAPに無線LANで接続するホストリクエストです。FlashAirが完全にAPと接続したときにコマンドプロセスが終了します。

コマンドID

0002h

引数

名前 サイズ 説明
ssid ASCII 文字型 可変長 接続先APのSSIDです。Null値にはできません。
networkKey ASCII 文字型 可変長 SSIDに対応したネットワークキーです。Null値にはできません。無線LAN接続が暗号化されていない場合、この値は省略することができます(引数は「00 00 00 00h」にセットされます)。

レスポンス

無し

Connect8021X(ssid)

EAPモードによる接続を行います。PEAPモードにおいては、IDとpasswordを指定し、CertificateFileはArgument length=0、値なしと指定します。TLSモードの場合にはクライアント証明書のファイルパスをCertificateFileに設定します。

コマンドID

0E401h

引数

名前 サイズ 説明
ssid ASCII 文字型 可変長 接続先APのSSIDです。Null値にはできません。
Type 整数型 1バイト 接続タイプを指定します。
0
PEAPモード
1
TLSモード
ID ASCII 文字型 可変長 ユーザーIDを1~32文字で設定します。
password ASCII 文字型 可変長 PEAPパスワードまたはTLS秘密キーパスワードを1~32文字で設定します。
CertificateFile ASCII 文字型 可変長 ファイルパス、TLS証明書を設定します。(.pfxまたは.p12形式)最大64文字指定できます。

レスポンス

無し

Establish(ssid, networkKey, encMode)

無線LAN内でAPモードとして起動するホストリクエストです。FlashAirはDHCPサーバとなり、(ホストの命令なしに)他のSDメモリカードのレスポンスを受けて Wireless LAN Simplified Addendum-D.4 Peer-to-Peer File Transfer Sequence に従って、 Wireless LAN Simplified Addendum-Appendix C で定義されているHTTPリクエスト/レスポンスの処理を行います。APモードでの起動が成功または失敗したときにコマンドプロセスは終了します。

コマンドID

0003h

引数

名前 サイズ 説明
ssid ASCII 文字型 変数 SSIDです。Null値にはできません。
networkKey ASCII 文字型 変数 SSIDに対応したネットワークキーです。Null値にはできません。無線LAN接続が暗号化されていない場合、この値は省略することができます(引数は「00 00 00 00h」にセットされます)。
encMode 整数型 1バイト encModeは、ネットワーク認証とAP用のデータ暗号化方式を示します。
00h
オープンシステム認証、非暗号化
01h
オープンシステム認証、WEP暗号化(オプション)
03h
WPA-PSK認証、TKIP暗号化(オプション)
04h
WPA-PSK認証、AES暗号化(オプション)
05h
WPA2-PSK認証、TKIP暗号化(オプション)
06h
WPA2-PSK認証、AES暗号化(必須)
SDメモリカードにより実装されているネットワーク認証とデータ暗号化、そしてホストがCapability Registerで使用する暗号化がサポートされているかを確認してください。 詳細は Wireless LAN Simplified Addendum-3.5 iSDIO Capability Register for Wireless LAN を参照してください。

レスポンス

無し

StartWPS(ssid, wpsMode, pin)

WPS機能のPINコード方式またはプッシュボタン方式で無線LAN内のAPへ接続を開始するホストリクエストです。FlashAirがWPSプロセス後にAPへ接続完了したときにコマンドプロセスは終了します。追加の接続コマンドは必要ありません。

コマンドID

0005h

引数

名前 サイズ 説明
ssid ASCII 文字型 変数 接続先APのSSIDです。Null値にはできません。値は除外される可能性があります。この値は省略することができます(引数は「00 00 00 00h」にセットされます)。またプッシュボタン方式の場合は設定値は無視されます。
wpsMode 整数型 1バイト WPS機能のモードです。
01h
PINコード方式
02h
プッシュボタン方式
pin 実数型

4バイト または 8バイト

PINコード方式のpinコードです。この値は省略することができます(引数は「00 00 00 00h」にセットされます)。またプッシュボタン方式の場合は設定値は無視されます。

レスポンス

接続先APの32バイトのSSIDと64バイトのネットワークキー(合計96バイト)は、( Wireless LAN Simplified Addendum-3.6 iSDIO Response Data for Wireless LAN )のレスポンスデータからWPSリストとして読み取れます。

Disconnect()

APへの接続を切断または終了し、アプリケーション使用時はアプリケーションを終了するホストリクエストです。これに伴い、無線LAN接続を要求しているコマンドプロセスは終了します。 P2P通信を行っている場合、FlashAirは終了( Wireless LAN Simplified Addendum-C.2.6 HTTP(END) を通知するHTTPリクエストメッセージを送信します。FlashAirがAPへの接続を切断または終了したときにコマンドプロセスは終了します。

コマンドID

0007h

引数

無し

レスポンス

無し